悩めるBさん新しいアプリを入れようとしたら、なぜかインストールできない…
悩めるAさんアプリをアップデートしたいのに全然進まない…
普段当たり前に使っているiPhoneで突然アプリがインストールできなくなると、すごく困りますよね。
特に「確認が必要です」といったメッセージが表示されると、どうして良いか分からなくなってしまう方も多いでしょう。
本記事ではiPhoneでアプリがインストールできない、またはダウンロードできないといった問題に直面しているあなたのために、考えられる9つの原因と具体的な解決策を分かりやすく解説します。
一つずつ確認していきましょう。
まず試したい対処法チェックリスト

iPhoneでアプリがインストールできない場合、原因はさまざまです。
まずは、以下の簡単なチェックリストから試してみてください。
多くの場合、これらの基本的な確認で問題が解決することがあります。
支払い情報の問題を確認する
App Storeで「確認が必要です」と表示される場合、ほとんどの原因は支払い情報に関連する問題です。
クレジットカードの有効期限切れや未払いの購入がないか確認しましょう。
通信環境を見直す
Wi-Fiやモバイルデータ通信の接続が不安定だと、アプリのダウンロードはうまく進みません。
電波の良い場所に移動したりWi-Fiに再接続したりしてみてください。
iPhoneの空き容量を増やす
インストールしたいアプリのサイズに対してiPhoneのストレージ(空き容量)が不足していると、アプリはインストールできません。
不要な写真やアプリを削除して容量を確保しましょう。
iPhoneを再起動する
一時的なシステムの不具合が原因でアプリをインストールできないこともあります。
まずはiPhoneを再起動してみるのが簡単で効果的な対処法です。
これらの簡単な対処法で解決しない場合は、より詳しい原因と解決策を次の章でお伝えしますので見ていきましょう。
「確認が必要です」請求情報の問題解決手順

App Storeで「確認が必要です」というポップアップが表示されたり、請求情報の入力を求められたりする場合、Apple IDに登録されている支払い情報に何らかの問題が発生している可能性が非常に高いです。
ここでは、請求情報に関する問題を解決するための具体的な手順を3つ紹介します。
支払い方法の情報を確認・更新・追加する
登録しているクレジットカードの有効期限が切れていたり情報が古くなっていたりすると、アプリのインストールが停止されます。
以下の手順で支払い情報を確認し必要であれば更新しましょう。
- 「設定」アプリを開く
ホーム画面から「設定」アプリをタップします。 - 自分の名前(Apple ID)をタップ
画面の一番上に表示されている自分の名前とApple IDの部分をタップします。 - 「支払いと配送先」を選択
「メディアと購入」の下にある「支払いと配送先」をタップします。
Face IDやパスコードでの認証が求められる場合があります。 - 支払い方法を確認・更新する
現在登録されている支払い方法の一覧が表示されます。
情報が古い場合: 該当する支払い方法をタップし、「カード番号」や「有効期限」を最新の情報に更新してください。
新しいカードを追加する場合: 「お支払い方法を追加」をタップし、新しいクレジットカード情報やキャリア決済などを設定します。
不要なカードを削除する場合: 右上の「編集」をタップし、不要な支払い方法の横にある赤いマイナスボタンを押して削除します。
ぴちょまる支払い情報を更新または追加することで、問題が解決するケースが多いよ
未払いの購入履歴を確認し支払う
過去に購入したアプリやサブスクリプションの支払いが何らかの理由で完了していない(未払い金がある)場合、新しいアプリのインストールができなくなります。
以下の手順で、未払いの購入がないか確認しましょう。
- 「設定」アプリから自分の名前(Apple ID)をタップ
- 「メディアと購入」を選択
- 「アカウントを表示」をタップ
ポップアップが表示されるので、「アカウントを表示」を選びます。サインインが必要な場合があります。 - 「購入履歴」をタップ
アカウント設定の画面で「購入履歴」を探してタップします。 - 未払いの項目を確認する
購入履歴の一覧に「保留中」や赤字で金額が表示されている項目がないか確認します。
もし未払いの項目があれば、それをタップして支払いを完了させてください。
ぴちょまる未払い金を支払うことで、すぐにアプリのインストールが再開されるはずだよ
キャリア決済のエラーや利用上限を確認する
支払い方法としてキャリア決済(d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いなど)を設定している場合、以下の原因が考えられます。
- 利用限度額の超過
各キャリアが設定している1ヶ月あたりの利用限度額を超えている場合、新たな決済はできません。 - キャリア側のメンテナンスや通信障害
利用している携帯キャリア側でシステムメンテナンスや通信障害が発生していると、決済が正常に行えません。 - 料金の未払い
携帯電話の利用料金を滞納している場合、キャリア決済の機能が停止されます。
これらの場合は、各キャリアの公式サイトやお客様サポートで利用状況を確認してください。
限度額に達している場合は、翌月まで待つか別の支払い方法(クレジットカードなど)を追加する必要があります。
支払い情報以外の原因と対処法

悩めるBさん支払い情報に問題はなかった
悩めるAさん無料アプリなのにインストールできない
という場合は、iPhone本体の設定や環境が原因かもしれません。
ここでは支払い情報以外の5つの原因とそれぞれの対処法を解説します。
iPhoneのストレージ空き容量を確保する
アプリをインストールするには、そのアプリ本体のサイズ以上の空き容量が必要です。
特にサイズの大きいゲームアプリなどは、数GBの空告き容量が求められることもあります。
iPhoneの空き容量を確認する方法
- 「設定」アプリを開き、「一般」をタップ
- 「iPhoneストレージ」をタップ
- 画面上部で使用済み容量と空き容量が確認できます。
空き容量を増やす方法
- 不要なアプリの削除
ストレージ使用量が多い順にアプリが一覧表示されます。
使っていないアプリをタップし、「Appを削除」を選択します。 - 「非使用のAppを取り除く」を有効にする
この機能を有効にすると、使用していないアプリを自動で取り除き容量を確保してくれます(データは保持されます)。 - 写真や動画を整理する
「写真」アプリで不要な写真や動画を削除したり、iCloud写真やGoogleフォトなどのクラウドサービスにバックアップしたりしましょう。
最低でも1GB〜2GBの空き容量を確保することをおすすめします。
また、クラウド上にバックアップする方法以外にも、USBを使ってバックアップする方法もあります。
この方法だと一度USB機器を買ってしまえば、クラウドサービスのようにサブスク料金を支払う必要もありませんので、おすすめです!
コチラの記事で詳しく解説しているので、参考にしてください

Wi-Fi・モバイルデータ通信環境をリセットする
通信環境が不安定だとダウンロードが途中で止まったり、そもそも始まらなかったりします。
- Wi-Fiのオン/オフを切り替える
コントロールセンターや「設定」アプリから一度Wi-Fiをオフにし、再度オンにしてみてください。 - 別のWi-Fiネットワークに接続する
可能であれば、別の安定したWi-Fiに接続してみましょう。 - 機内モードのオン/オフ
コントロールセンターで機内モードを一度オンにし10秒ほど待ってからオフに戻すと、通信がリフレッシュされることがあります。 - ネットワーク設定をリセットする
上記で解決しない場合、ネットワーク設定をリセットすると改善することがあります。- 「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」と進みます。
- 「リセット」をタップし、「ネットワーク設定をリセット」を選択します。
※この操作を行うと保存されているWi-Fiのパスワードなどがすべて削除されるため、慎重に行ってください。
Apple IDからサインアウト・再サインインする
Apple IDのアカウント情報に一時的な不具合が生じている可能性もあります。
一度サインアウトし再度サインインすることで問題が解決する場合があります。
- 「設定」アプリを開き、一番上の自分の名前(Apple ID)をタップ
- 画面を一番下までスクロールし「サインアウト」をタップ
- パスワードを入力してサインアウト
- 再度同じ画面から「iPhoneにサインイン」をタップし、Apple IDとパスワードを入力してサインイン
ぴちょまるサインアウトする前に、データのバックアップを取っておくとより安心だよ
スクリーンタイム(機能制限)の設定を確認する
スクリーンタイム機能でアプリのインストールが制限されていることがあります。
特にお子様のiPhoneを設定した場合や、自分で誤って設定してしまった場合に考えられます。
- 「設定」アプリを開き、「スクリーンタイム」をタップ
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
- 「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップ
- 「Appのインストール」が「許可しない」になっていないか確認
もし「許可しない」になっていたら、「許可」に変更してください。
この設定が原因で「入手」ボタンがグレーアウトして押せない、反応しないといった症状が出ることもあります。
iPhoneの日付と時刻を自動設定にする
iPhoneの日付と時刻が正しく設定されていないと、Appleのサーバーとの通信でエラーが発生しアプリのインストールができなくなることがあります。
- 「設定」アプリを開き、「一般」をタップ
- 「日付と時刻」をタップ
- 「自動設定」のスイッチがオン(緑色)になっているか確認
オフになっている場合は、オンに切り替えてください。
iPadでアプリがインストールできない場合

iPadでアプリがインストールできない、取れないといった問題が起きた場合も、基本的にはiPhoneと同じ対処法で解決できます。
基本的な対処法はiPhoneと同じ
これまで紹介してきた以下の方法を、お使いのiPadで試してみてください。
- 支払い情報の確認・更新
- 通信環境の見直し
- ストレージ空き容量の確保
- iPadの再起動
- Apple IDのサインイン/アウト
- スクリーンタイムの確認
iPadでも原因の多くは支払い情報や通信環境にあります。
iPadOSのバージョンを最新にする
お使いのiPadOSのバージョンが古いと、アプリとの互換性の問題やシステムの不具合でインストールできないことがあります。
- 「設定」アプリを開き、「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
- 新しいバージョンのiPadOSがあれば、「ダウンロードしてインストール」を実行
よくある質問と回答(Q&A)

ここでは、iPhoneのアプリインストールに関するよくある質問にお答えします。
すべて試しても解決しない場合の相談先
ここまで紹介したすべての方法を試しても、どうしてもアプリがインストールできない場合は、Appleの専門家に相談するのがおすすめです。
Appleサポートへの問い合わせ方法
Appleの公式サポートページから、チャットまたは電話で問い合わせることができます。
専門の担当者が、あなたの状況に合わせて丁寧にサポートしてくれます。
問い合わせ先: 「Apple サポート 公式サイト」 (参考: https://support.apple.com/ja-jp/)
ぴちょまる問い合わせる際は、試した対処法や表示されているエラーメッセージを具体的に伝えると、スムーズに問題解決が進むよ!
iPhoneアプリがインストールできない9つの原因と解決策まとめ

今回はiPhoneでアプリがインストールできない、ダウンロードできないといった問題の原因と解決策を解説しました。
最後に、確認すべきポイントをもう一度おさらいしましょう。
- まず確認すること
- 支払い情報の確認: クレジットカードの有効期限や未払い金がないかチェックする
- 通信環境の見直し: Wi-Fiやモバイルデータ通信が安定しているか確認する
- 空き容量の確保: iPhoneのストレージに十分な空きがあるか確認する
- その他の原因
- Apple IDの不具合(サインイン/アウトで解消)スクリーンタイムによる機能制限
- 日付と時刻の設定ミス
iPhoneでアプリが取れない・入れられないといったトラブルは、ほとんどの場合、上記の手順を一つずつ確認していくことで解決できます。
焦らず、落ち着いて対処してみてください。
本記事が、あなたの問題解決に繋がれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ぴちょまるそれでは、また!



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